航空会社のマイレージプログラムの活用法

公開日 : 2022年12月09日
最終更新 :

旅行好きの多くが会員となっているマイレージプログラム。正式名称は、FFP(フリークエント・フライヤーズ・プログラム)といいます。航空会社が顧客サービスとして行っているもので、飛行機を利用した飛距離(マイル)や、生活の中でのクレジットカードを利用でマイルが貯まっていきます。たまったマイル数に応じて無料航空券をはじめとした、さまざまな特典が用意されていますので賢く利用したいです。

入会手続きをしよう

マイレージシステムの会員になるには、加入したい航空会社にアクセスし、必要事項を記入、申し込みをするか、空港などにある機器や申込書に記入します。基本プランなら入会金や会費は無料。手続きが済むと、会員カードが送られてきます。以降は、チェックイン時にこのカードを提示すれば、ポイントが加算されていくしくみです。
JALだったらワンワールド、ANAだったらスターアライアンス、というように海外の航空会社と共通のプログラムを実施しているので、どこのマイレージシステムに入ろうか迷ったときには、自身が利用する航空会社固定し、利用したほうが、マイルはためやすくなります。主なアライアンスのリンクは以下になります。
【参考リンク】
スターアライアンス
http://www.staralliance.com/ja/
ワンワールド
http://ja.oneworld.com/
スカイチーム
http://www.skyteam.com/ja/

同じ移動距離でもマイルがたまりやすいカードとたまりにくいカードがある

上記は無料のマイレージプランですが、このプランだと移動距離によって与えられるマイルのポイントが低くなってしまいます。航空会社が提供する年会費ありのクレジットカードを申し込むと還元率が高くなるので、飛行機に乗ることが多い方は無料のプランではなく、年会費を払って還元率の高いカードに乗り換えることを考えると良いかもしれません。

効率的にマイルをためるには

マイルをためるには、搭乗マイル数(またはポイント数)を加算していくのが基本ですが、ほかにもホテルやレンタカー、レストランの利用、日常のショッピングなどでもマイルをためられるなど、航空会社によってさまざまな方法があります。使用した金額以外でポイントが貯まるときは、航空会社の関連会社や協力会社の店舗などで、マイレージカードを使用することで、ポイントが上乗せされるしくみです。
飛行機に乗ってマイルをためる場合に注意しておきたい点としては、たとえ同じ路線でも、クラスや航空券の種類(正規割り引き航空券、格安航空券、ツアー)によって加算されるマイル数は異なります。

特典を手に入れるには

無料航空券など、特典に手が届くマイル数は航空会社によって異なります。また、無料航空券の場合、目的地によって必要なマイル数が変わります。さらに、飛行機が混んでいる時期やすいている時期で必要マイル数は異なるため、各社の公式サイトでチェックし、賢くポイント使いたいですね。注意点としては、貯めたマイルは利用から36か月(3年)などの期限で失効してしまいます。頻繁に特典を使わない人は、ポイントが失効するタイミングで使用期限がないポイントに変換しておいたり、電子マネーに変換したりすることでポイントが無駄になるのを防げます。また、カードの種類によっては、ショッピングで貯まるカード自体のポイントプログラムが無期限のカードを使用すれば、マイレージを使いたい時に都度ポイントをマイルに移行すればよいので、実質無期限でマイルを貯めておくことができます。(ANA・JALともにアメリカン・エキスプレス・カードなどはこちらの使用方法が可能になります)いずれにしても、マイルとしてたまっているものについては失効する可能性はあるので、損にならないようにしたいですね。

筆者

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